膣の黒ずみのレーザー治療の費用
(インティマレーザー)
通常費用(税込) | |
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尿漏れ | 110,000円 |
骨盤臓器脱 | 110,000円 |
GSM | 66,000円 |
黒ずみ除去 | 小陰唇 88,000円 大陰唇 44,000円 Vライン 44,000円 肛門(Oライン) 44,000円 鼠径部 44,000円 座骨部(臀部) 44,000円 |
インティマレーザー
骨盤臓器脱は、基本的に薬物治療は適用できません。軽度の場合は骨盤底筋体操などで改善することもありますが、基本的には手術による治療か、ペッサリーリングを装着する対症療法が選択されていました。しかし、近年欧米ではレーザーによる骨盤臓器脱の治療が普及してきています。当院でも、こうした動きを採り入れ、「インティマレーザー」という専用機器を使用したレーザー治療を行っています。これは専用のハンドピースを使用して特殊なレーザー光を当てて、膣内を焼灼せずに深層まで暖める仕組みになっており、膣の奥から膣口や外尿道口などにくまなくレーザーを照射することで、膣壁を引き締め骨盤臓器の脱出を軽減することや、膣口、尿道口を引き締める効果を期待できます。この治療は3回ほど繰り返すことでだんだんと改善していくもので、ほとんど痛みは無く、施術当日から日常生活に戻れることも特長の一つです。ただし、タンポンの使用や性行為など膣内にものを入れることは3日ほど控えていただく必要があります。
デリケートゾーンの黒ずみ原因は?
外陰部はデリケートゾーンとも呼ばれます。この部分が黒ずんでしまうのは、色素の沈着によるものです。外性器の多くは皮膚が変化したもののため、表皮の深部で日光や刺激などによってメラニン色素が生成されます。通常は基底層からだんだん表面の方に上がってきてやがて角層となって排出されていき黒ずみは生まれ変わります。しかし、何らかの原因でターンオーバーの過程が滞ってしまうと色素が沈着して、外陰部が黒ずんでしまいます。
摩擦
外陰部の黒ずみは、ほとんどの場合、基底層といわれる表皮の一番下の層のメラノサイトという細胞から生成されるメラニン色素が原因となっています。メラニン色素は紫外線などのほか摩擦刺激でも生成されます。外陰部は性行為だけではなく下着などでも摩擦が起こる場所で、メラニン色素が生成されやすいといえます。
古い角質の蓄積
表皮の細胞は古くなってくると表面に近い層に送られて行き、角層となった部分が自然に剥がれ落ちて生まれ変わっていきます。これを皮膚のターンオーバーと呼び、メラニン色素も通常は角質とともに排出されていきます。しかしこのターンオーバーの過程のどこかで問題が起こると皮膚の生まれ変わりがうまく進まず、メラニン色素もそのまま残ってしまうことがあります。特に外陰部がしみるなどの理由で良く洗っていない場合などのケースでは、角質がうまく落とせないためにメラニン色素が蓄積されてしまう傾向があります。
ホルモンバランスの変化
外陰部はホルモンの影響を多く受ける場所で、その色合いについてもホルモンに大きく左右されます。女性ホルモンの分泌が増えてくると女性の外陰部も色が濃くなり、黒っぽく見えるようになってきます。一方で女性ホルモンの分泌がまだ少ない赤ちゃんなどの外陰部は肌色に近い色です。こうしたことから、ホルモンのバランスが変化し、女性ホルモンが増加することも、外陰部の黒ずみの一要因となることが考えられます。
間違ったアンダーヘアケア(毛抜き)
近年は、ムダ毛としてデリケートゾーンのアンダーヘアを処理する方が多くなっています。この処理の仕方を間違えると、かえって外陰部の黒ずみを助長してしまうことがあります。
具体的には、アンダーヘアを無理矢理毛抜きなどで引き抜くことで、毛根に強い刺激が加わりメラニン色素の生成を促進してしまうことや、ヘアが途中で切れて埋没してしまい、その部分が黒ずんで見えるなどが挙げられます。
脱毛されたい場合には、医療脱毛など適切な方法でアンダーヘアの処理をされることをお勧めします。
乾燥
皮膚が乾燥してくると、荒れ肌になってターンオーバーが滞り、古くなった角質が剥がれおちず溜まりやすくなります。また摩擦などの刺激にも敏感になり、メラニン色素が生成されやすい状態で黒ずむようになります。