日帰りレーザー治療
（Fotona・インティマレーザー）

当院での手術前後の諸注意

• 性生活・タンポンの使用など膣内にモノを入れることは3日程控えてください。
• 一時的な我慢できない尿意やオリモノが増えることがあるので、当日は生理用ナプキンかオリモノシートなどをご用意いただくことをおすすめします。
  （術後の諸症状は数日～1週間程度で改善します。）

※諸注意をお守り頂けない場合は、患者様の安全を考慮して手術中止となる場合があります。

尿漏れの場合

1. 外陰部と膣口から膣内部に麻酔クリームを塗布します
2. 麻酔が効いたことを確認して専用のガラス製の筒を膣に挿入します
3. 専用のアプリケータをガラス内に入れて膣全周にレーザーを照射します
4. 尿道口付近にレーザーを照射します
5. 尿道に専用のハンドピースを入れて尿道全周にレーザーを照射します

これによって尿道と膣周辺の筋肉が引き締まり尿漏れを減少させます

膣弛緩症の場合

1. 外陰部と膣口、膣内部に麻酔クリームを塗布します
2. 麻酔の効いたことを確認して専用のガラス製の筒を膣内に挿入します
3. 専用のアプリケータをガラス筒内に入れて膣全周にレーザーを照射します
4. 外陰部の尿道口付近にレーザーを照射します

これによって膣の引き締まりが1回目から実感できます。1～2回の施術をお勧めしています。

骨盤臓器脱の場合

1. 麻酔クリームを膣口、膣内、外陰部に塗布し、麻酔の効き目が確認できるまで待ちます
2. ガラス製の筒を膣内に入れ、続いて専用のアプリケータをガラス筒に挿入します
3. アプリケータを膀胱の部分（膣前壁）まで挿入しレーザーを照射します
4. さらに膣全周にレーザーを照射します
5. 外陰部の尿道付近一帯にレーザーを照射します
6. 尿道口から専用のハンドピースを入れ尿道口全体にレーザーを照射します

これによって膀胱周辺の組織が引き締まり、下がっていた膀胱が持ち上がります。膀胱脱の程度によって施術回数は変化しますが、複数回の治療が必要なケースが多くなっています。また効果があらわれるまで少し時間がかかります。骨盤底筋体操などのトレーニングや生活習慣の改善などで相乗効果が上がります。