過活動膀胱で尿もれや頻尿の症状が現れている方に注意してほしいのが、刺激のある食べ物です。
袋状になっている膀胱は、内側から粘膜、筋肉(排尿筋)、脂肪層という三層構造になっています。過活動膀胱になると、最も内側にある粘膜が過敏になって、尿がそれほどたまっていなくても、ちょっとした刺激で尿意を感じることがあります。
例えば、トウガラシやワサビなどの香辛料、レモンやグレープフルーツ、オレンジなどの柑橘類、酢の物、チラミンという成分が含まれるチーズやチョコレート、アスパルテームなどの人工甘味料、炭酸飲料、さらにうまみ調味料に含まれるグルタミン酸などが膀胱の粘膜を刺激するといわれます。ただし、尿意を感じるかどうかは個人差があるので、食べて尿意を感じないようであれば、控える必要はありません。
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