前回のブログでお伝えしたおしっこのトラブルを遠ざけてくれるテストステロン!
それではテストステロン増やすには、どんな食べ物を食べるといいのでしょうか。
テストステロンの分泌を促進する栄養素は、たんぱく質、亜鉛、ビタミンDです。
筋肉づくりに欠かせない動物性たんぱく質は、テストステロンを増やすためにも重要な栄養素です。おすすめの食べ物は、鶏ささみ、牛もも肉などの肉類、サーモンやマグロなどの魚類、そして卵です。
ミネラルの一種である亜鉛にも、テストステロンを増やす作用があるといわれています。亜鍋を多く含む食べ物は、牡蛎、ホタテ、うなぎなどの魚介類、アーモンドやカシューナッツなどのナッツ類です。
ただし、亜鉛は一度にたくさん摂っても吸収率は20~40%で、残りは体の外に排出されます。
また、体内でつくることはできない必須成分のため、なくなったら補充する必要があります。こまめに摂ることを意識しましょう。
ビタミンDには、テストステロン合成酵素を活性化させる作用があります。ビタミンDが多く含まれる食べ物は、サケやサンマ、ブリなどの魚類です。きのこ類や肉類にも含まれますが、それほど多くは摂れません。
それよりもおすすめは、日光浴です。ビタミンDは、太陽光線を浴びると体内で生成されます。季節や場所、時間帯などによって必要な時間は異なりますが、1日20~
30分くらいの日光浴で十分です。
また、日光浴そのものが、テストステロンを増やす効果があるという研究報告もあります。散歩のついでに太陽を浴びるだけで、おしっこのトラブルを遠ざけることができるのです。
#泌尿器科 #テストステロン補充