以前のブログでもお伝えしましたおしっこのトラブルを遠ざけてくれるテストステロン!
そのテストステロンを増やすための食事で気をつけたいポイントが2つあります。
1つは、極端な糖質制限です。
健康のために糖質を減らした食生活を心がけている方がいると思います。確かに、主食であるお米やパン、それから甘い物を控えた食生活にすると糖尿病を予防することができますし、太らない体を手に入れることもできます。
ただし、効果を得たいために極端に糖質を減らすと、テストステロンには逆効果。
なぜなら、テストステロンの分泌に糖質は不可々だからです。糖質制限に効果があるからといって、糖質を減らせば減らすほどテストステロンが分泌されなくなり、おしっこのトラブルに悩まされるリスクが高くなります。
もう1つは、肉メインの食事です。
糖質制限をしている方には、糖質を減らす分、肉を多く食べる人が多いようです。
筋肉といえば肉のイメージですし、実際、テストステロンを増やすには、肉に含まれるたんぱく質は重要な栄養素です。
しかし、糖質制限と同じように、極端な肉中心の食事も体にはよくありません。というのは、肉を摂り過ぎると腎臓に負担をかけることになるからです。
私たちの体は、弱アルカリ性が健康な状態とされ、酸性に傾かないように常にコントロールされています。そのため、酸性の食べ物が体に多く取り込まれると、外に出したり、中和したりして、バランスを整えています。
その役割を果たしているのが腎臓です。そして、酸性の食べ物の代表が肉です。つまり、肉を食べれば食べるほど、腎臓を酷使することになるのです。
テストステロンを減らさないようにするには肉も大切ですが、ほとんどがアルカリ性食品である野菜もしっかり摂ること。そして、糖質も適度に摂ることです。また、食べ物に含まれる酸性物質を効果的に排出するには、1日1.5~2Lの水分もきちんと摂るように心がけましょう。