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ウォーキングは半歩大またで歩く

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ウォーキング】意味がないって本当?効果的な頻度や方法をご紹介! - スポスルマガジン|様々なスポーツ情報を配信

日中に軽い運動を心がけることで、おしっこのトラブルをさらに遠ざけることができます。

目的は2つです。

1つは水分バランスの調整です。体の水分は、日中体を動かさないでいると夕方になるにつれて、重力の関係で下のほうにたまってきます。

筋力が衰えてくるとポンプ機能も弱ってくるため、その量が多くなります。運動すると血流がよくなり、たまった水分が上に戻され、腎臓で処理してくれます。

もう1つは、筋力の維持です。

加齢とともに衰えてくる筋肉は、適度な刺澈を与えると維持できるだけでなく、強化することもできます。筋肉量が減らなければ水分をプールしておく場所を確保できるため、同じ量の水分を摂ってもつくられる尿を少なくできます。

また、筋肉を刺激すると、おしっこのトラブルを解消してくれるテストステロンの量が増えることもわかっています。

軽い運動としておすすめするのが、「半歩大またウォーキング」。

いつもの歩幅より、半歩でいいので大またでウォーキングしましょう。お尻や太もも、ふくらはぎなど下半身の筋肉への負荷が大きくなることで、よりトレーニング効果が高まります。また、半歩大またで歩くことで、骨盤底筋群への刺激も加わり、肛門挙筋と尿道括約筋が鍛えられることが筋電図研究でわかりました。

「110度スクワット」もおすすめです。

下半身の筋肉を鍛える筋力トレーニングの代表ともいえるスクワットですが、おしっこのトラブル対策としてなら、それほど深く腰を落とす必要はありません。110度のほうがより効果的です。そのほうがより骨盤底筋群に負荷をかけることができますし、高齢者の方でも簡単です。下肢の筋力を鍛えたい方は90度までの深く腹を落とすスクワットを行いますが、ハードなトレーニングです。運動習慣がない人でこの動作をきっちりできる人は、なかなかいません。

 

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